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たからもの その2
江國香織の世界に逃げる。
彼女の本はたからばこ。
おいしい言葉があっちにもこっちにもいっぱいいっぱい散りばめられている。
ひとつひとつ拾い上げると、持ちきれなくて腕の中からぽろぽろこぼれ落ちてしまうほど。それでも大丈夫、まだたくさんあるから。
彼女の本に出てくる人たちは、現実に背を向けているわけではけしてないのに、わたしの知っている世界とちょっと空気の違う場所にいる。そういうのあこがれるけど、わたしには出来ないの。バスに乗ったり、紅茶を飲んだり、雨を眺めたり、おんなじことをしてるのに。きっと彼女たちはバスに乗ったり、紅茶を飲んだり、雨を眺めたりする、それ自身が目的だから?わたしみたいに右手でアレして左手でコレして頭ン中では別のこと考えてて、みたいなわさわさした日常を送っていたらぜんぜんダメダメなんだけど、現実は変えられないし、性格も変えられないし、せめて本の中に逃避。
彼女の本にでてくるひとの名前が好き。
とうこ、とか
そうこ、とか
しょうこ、とか
ことこ、とか。
伸ばして、子というのが好き。カタカタした感じのも好き。きっとmihoじゃこうはいかない。mihoはあの世界には入れないんだ。だから、わたしは外から見てる。それでいい。
じょんじょん歩いたり、雨を見てすーんとしたり、そんな感じもすごく好き。ノートとボールペンという言葉でさえすごくいい。かあさんと呼ぶのも、みんながきちんとスリッパをクロ-ゼットにしまうのも好き。
わたしは江國香織を読みながらどんどん忘れるようにする。そうすれば、またすぐ楽しめるから。こんなにたくさんうれしい言葉がちりばめられているというのに、それでも足りない?相当だな、わたし。
片手にはいる小さな本に癒される。
癒されるんじゃなくて、浮遊する。
彼女の本を開くとき、軽く足を蹴ればいい。そうすれば、すぐわたしはぷかぷか浮かべるし、平泳ぎでみんなの頭の上までいける。ふわふわ浮いたまま、ドーナツでも食べながら、動き回る彼女たちを見ていましょう。
10cmx15cmの小さな紙の束は、宝石のたくさん詰まったたからばこ。
(写真はアトランタのボタニカルガーデン(植物園)にて。江國香織の世界と蘭は全然つながらないけれど。連れて行ってくれてありがとう)
彼女の本はたからばこ。
おいしい言葉があっちにもこっちにもいっぱいいっぱい散りばめられている。
ひとつひとつ拾い上げると、持ちきれなくて腕の中からぽろぽろこぼれ落ちてしまうほど。それでも大丈夫、まだたくさんあるから。
彼女の本に出てくる人たちは、現実に背を向けているわけではけしてないのに、わたしの知っている世界とちょっと空気の違う場所にいる。そういうのあこがれるけど、わたしには出来ないの。バスに乗ったり、紅茶を飲んだり、雨を眺めたり、おんなじことをしてるのに。きっと彼女たちはバスに乗ったり、紅茶を飲んだり、雨を眺めたりする、それ自身が目的だから?わたしみたいに右手でアレして左手でコレして頭ン中では別のこと考えてて、みたいなわさわさした日常を送っていたらぜんぜんダメダメなんだけど、現実は変えられないし、性格も変えられないし、せめて本の中に逃避。
彼女の本にでてくるひとの名前が好き。
とうこ、とか
そうこ、とか
しょうこ、とか
ことこ、とか。
伸ばして、子というのが好き。カタカタした感じのも好き。きっとmihoじゃこうはいかない。mihoはあの世界には入れないんだ。だから、わたしは外から見てる。それでいい。
じょんじょん歩いたり、雨を見てすーんとしたり、そんな感じもすごく好き。ノートとボールペンという言葉でさえすごくいい。かあさんと呼ぶのも、みんながきちんとスリッパをクロ-ゼットにしまうのも好き。
わたしは江國香織を読みながらどんどん忘れるようにする。そうすれば、またすぐ楽しめるから。こんなにたくさんうれしい言葉がちりばめられているというのに、それでも足りない?相当だな、わたし。
片手にはいる小さな本に癒される。
癒されるんじゃなくて、浮遊する。
彼女の本を開くとき、軽く足を蹴ればいい。そうすれば、すぐわたしはぷかぷか浮かべるし、平泳ぎでみんなの頭の上までいける。ふわふわ浮いたまま、ドーナツでも食べながら、動き回る彼女たちを見ていましょう。
10cmx15cmの小さな紙の束は、宝石のたくさん詰まったたからばこ。
by miholanta06
| 2009-06-11 12:22
| 本