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「オカン」さん
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』 リリー・フランキー作
はやりから遅れること数年、読みました。
「オカン」さんから生まれたすべての子供が思うでしょう、なにかを。
なにかが1個の人もいれば100個の人もいるでしょう。
一億人の違う顔した「オカン」さんがいたとしても、
みんなやっぱり「オカン」だから。
ママやおかあさんやお袋やいろいろだけど、
やっぱりみんな母だから。
母業より大事な職業はないと思う。
大統領より、お医者より、小学校の先生より、母はスゴイ。どの母もスゴイ。みんなみんなスゴイ。
だけど、作者は母にならない人にもやさしい。
『 子供ができて困る人もいれば、子供ができずに祈る人もいる。
・・・・・(中略)・・・・・・
歌手や宇宙飛行士にはなれなくても、いつか自分も誰かの「お母さん」や「お父さん」になるんだろうなぁと思っている。
しかし、当たり前になれると思っていたその「当たり前」が、自分には起こらないことがある。
誰にでも起きている「当たり前」。いらないと思っている人にでも届けられる「当たり前」が、自分には叶わないことがある。
難しいことじゃなかったはずだ。叶わないことじゃなかったはずだ。
人にとって「当たり前」のことが、自分にとっては「当たり前」ではなくなる。世の中の日常で繰り返される平凡な現象が、自分にとっては「奇蹟」に映る。
歌手や宇宙飛行士になることよりも、はるかに遠く感じるその奇蹟。
子供の頃の夢に破れ、挫折することなんてたいした問題じゃない。単なる職業に馳せた夢なんてものは、たいして美しい想いじゃない。
でも、大人の想う夢。叶っていいはずの、日常の中にある慎ましい夢。子供の時は平凡を毛嫌いしたが、平凡になりうるための大人の夢。かつて当たり前だったことが、当たり前ではなくなった時。平凡につまづいた時。
人は手を合わせて、祈るのだろう。 』
簡単そうで実はなかなかムズカシイコトをふわ~んとまるで、ずっとそこにあったかのように本の中にちりばめておいてくれている。
拾うか拾わないかは読んだ人次第。
私はたくさん拾いものが出来ました。
『五月にある人は言った。
東京でも田舎町でも、どこでも一緒よ。結局は、誰と一緒におるのか、それが大切なことやけん。』
これもすてきな拾いもの。
はやりから遅れること数年、読みました。
「オカン」さんから生まれたすべての子供が思うでしょう、なにかを。
なにかが1個の人もいれば100個の人もいるでしょう。
一億人の違う顔した「オカン」さんがいたとしても、
みんなやっぱり「オカン」だから。
ママやおかあさんやお袋やいろいろだけど、
やっぱりみんな母だから。
母業より大事な職業はないと思う。
大統領より、お医者より、小学校の先生より、母はスゴイ。どの母もスゴイ。みんなみんなスゴイ。
だけど、作者は母にならない人にもやさしい。
『 子供ができて困る人もいれば、子供ができずに祈る人もいる。
・・・・・(中略)・・・・・・
歌手や宇宙飛行士にはなれなくても、いつか自分も誰かの「お母さん」や「お父さん」になるんだろうなぁと思っている。
しかし、当たり前になれると思っていたその「当たり前」が、自分には起こらないことがある。
誰にでも起きている「当たり前」。いらないと思っている人にでも届けられる「当たり前」が、自分には叶わないことがある。
難しいことじゃなかったはずだ。叶わないことじゃなかったはずだ。
人にとって「当たり前」のことが、自分にとっては「当たり前」ではなくなる。世の中の日常で繰り返される平凡な現象が、自分にとっては「奇蹟」に映る。
歌手や宇宙飛行士になることよりも、はるかに遠く感じるその奇蹟。
子供の頃の夢に破れ、挫折することなんてたいした問題じゃない。単なる職業に馳せた夢なんてものは、たいして美しい想いじゃない。
でも、大人の想う夢。叶っていいはずの、日常の中にある慎ましい夢。子供の時は平凡を毛嫌いしたが、平凡になりうるための大人の夢。かつて当たり前だったことが、当たり前ではなくなった時。平凡につまづいた時。
人は手を合わせて、祈るのだろう。 』
簡単そうで実はなかなかムズカシイコトをふわ~んとまるで、ずっとそこにあったかのように本の中にちりばめておいてくれている。
拾うか拾わないかは読んだ人次第。
私はたくさん拾いものが出来ました。
『五月にある人は言った。
東京でも田舎町でも、どこでも一緒よ。結局は、誰と一緒におるのか、それが大切なことやけん。』
これもすてきな拾いもの。
by miholanta06
| 2007-07-25 23:02
| 本